プーチン大統領、「非友好国」の天然ガス購入にルーブル建てを強制
ロシアのプーチン大統領は、日本を含む「非友好国」が天然ガスを購入する際にルーブル建てでの支払いに応じない場合、契約は破棄されると表明しました。
プーチン大統領は31日に公開された映像で、「非友好国」によるロシア産天然ガスへの支払い方法を定めた大統領令に署名したと発表しました。
「非友好国」はロシアが指定する銀行に特別口座を開設し、4月1日以降はルーブル建てで代金を支払う必要があるということです。
この新たな規則に従わない場合、天然ガスを巡る契約は破棄されるということです。
ただ、新たな大統領令は、政府の特別委員会が許可した場合、外貨での支払いも認められるとしていて、実効性がどこまであるかは不透明です。
プーチン大統領はまた、アメリカが対ロシア制裁を通して、ヨーロッパ各国に割高な自国産の天然ガスを売りつけようとしていると批判しました。