ロシア与党が生産停止の工場を国有化提案 「撤退はロシア国民への戦争だ」
プーチン政権を支えるロシア与党が、ロシアで生産停止などを発表した企業の工場を国有化するよう提案した。
実行されれば、トヨタを含め、多くの企業が影響を受ける可能性がある。
これは、ロシア与党「統一ロシア」の公式ウェブサイトで、幹部のトゥルチャク氏の声明として発表されたもの。
この中でトゥルチャク氏は、「工場の生産停止や閉鎖は全て政治的な決定だ。一夜にして解雇されたロシア人労働者も多い。企業の撤退は、ロシア国民に対しての戦争だ」として、軍事侵攻を受けて、ロシア国内で生産停止や閉鎖を発表した企業の工場を国有化するよう提案した。
実行されれば、稼働停止を発表しているトヨタを含め、世界の多くの企業が影響を受ける可能性がある。